
タイの楽園サメット島|バンコクから気軽に行ける白砂のリゾートアイランド
タイ東部のラヨーン県にあるサメット島は、首都バンコクから約4時間のアクセスで訪れることができる人気リゾートアイランドです。白い砂浜と透き通った海、美しい自然が広がるこの島は、週末旅行や日帰り旅行の目的地として多くの旅行者に愛されています。国立公園に指定されているため、手付かずの自然と快適なリゾートが調和したサメット島の魅力を紹介します。
サメット島へのアクセスと基本情報
本島までの交通ルート
バンペー港までの所要時間:バンコク(スワンナプームまたはドンムアン空港)から路線バスやミニバスで約3~4時間、プライベートカーやバスフェリーで最速約3時間半~4時間。
バンペー港から島へ
通常フェリー:40~50分程度(大型フェリーは快適で安価)。
スピードボート:朝8:30~夕方17:00頃まで頻繁に出航、所要時間は約10~15分。片道150~300 THB(往復約250~300 THB)。
プライベートボート:1,000~1,200 THB(人数次第では割安にも)。
チケット購入・注意点:土日祝日は混雑するため、特に朝便は早めに港に到着するのが◎。荷物は軽装が望ましいです。
入園料・国立公園料金
サメット島はカオ・レームヤー‑ムーコー・サメット国立公園に属しており、外国人は大人200 THB、子供100 THBが必要です(一部情報では大人300 THBとの報告もあるが、実際には200 THBが主流)。この料金は島の自然保護・施設維持に使われています。
気候とベストシーズン
気候:年間を通して温暖。乾季は11月~2月で気温25~30 °C、観光最適期。
暑季(3~5月):30 °C超の日が続くが晴れの日は多く、平日は宿泊費がお得。
雨季(6~10月):スコールは午後に集中しやすく、降雨は島でも少なめ。
サメット島の魅力的なビーチ紹介

サメット島には大小さまざまなビーチが点在し、多彩な雰囲気が楽しめるのが魅力です。
1. サイケオビーチ(Hat Sai Kaew)
東岸最大のビーチで、白い砂と穏やかな海が家族連れにも人気。
各種マリンスポーツやパラセーリング、バナナボートなどアクティビティも豊富です。
夜にはバーやクラブが音楽と共に活気づき、ファイヤーショーも開催されます。
2. アオ・ウォンドゥアン(Ao Wong Duean)
弓形の広いビーチで、サイケオに次ぐ人気スポット。
スピードボート発着所があり、昼間は賑わい、海辺にはレストラン・バーも集まります。
ファミリー向け施設も充実し、バランスの良い環境です。
3. アオ・プラオ(Ao Prao)
島の西岸唯一の高級ビーチで、静かで落ち着いた雰囲気。
クリフ沿いの絶景や、ロマンチックな夕陽が魅力。豪華リゾートが複数立地しています。
4. アオ・ワイ(Ao Wai)
東南端の小さな入り江に位置し、静寂と透明な海が魅力的なビーチ。
手つかずの自然に囲まれ、プライベート感ある環境です。エコリゾートや小規模宿泊施設が点在。
5. その他の穴場ビーチ
アオ・チョー:穏やかでのんびりした雰囲気。珊瑚礁近くでシュノーケリングも楽しめます。
アオ・ファイ:バックパッカー御用達。白砂と岩場が美しい自然派ビーチ。
アオ・カランやアオ・トゥブティムなど、知る人ぞ知る静かな湾も点在し、より隠れ家的な滞在がお望みならぜひ。
アクティビティで楽しむサメット島の海

シュノーケリングで色とりどりの海中世界を体験
サメット島周辺は透明度が高く、ビーチから少し泳ぐだけでカラフルな熱帯魚やサンゴ礁が見られます。特にアオ・ワイやアオ・チョー周辺はシュノーケリングスポットとして人気。ツアー会社によるボートシュノーケリングもあり、さらに遠方の無人島や深場を楽しめるプランも充実しています。
カヤックで静かな湾をのんびり巡る
サメット島の海は波が穏やかなため、初心者でも安心してカヤックやカヌーを楽しめます。アオ・ウォンドゥアンやアオ・プラオでは、入り江を巡るのんびりとした海上散歩が人気。二人乗りのカヤックをレンタルすれば、カップルや親子でも気軽に体験できます。
ビーチマッサージで海風に癒される
サイケオビーチやアオ・ウォンドゥアンでは、海辺で気軽にマッサージを受けられるスポットが多数あります。波音と潮風を感じながら受けるタイ式マッサージは、旅の疲れを癒す極上のひととき。料金も30分~1時間で200~400バーツ前後とリーズナブルです。
夜はファイヤーショーで大興奮
サメット島の夜の名物といえば、ビーチで開催されるファイヤーショー。特にサイケオビーチの「PLOY TALAY(プロイ・タレイ)」のショーは、音楽と炎のパフォーマンスが融合した本格的な演出で高い評価を得ています。毎晩20時頃から開催され、観客で賑わうため早めの席確保がおすすめです。
多彩なマリンアクティビティも充実
アクティブに楽しみたい人には、ジェットスキーやパラセーリング、バナナボートなどのマリンスポーツもおすすめ。ビーチ沿いにはレンタル業者やアクティビティ受付ブースがあり、英語対応も可能。ビーチごとに取り扱いメニューが異なるため、滞在スタイルに合わせて選べます。
宿泊施設とおすすめの過ごし方
バックパッカー~中予算向け:ゲストハウス & バジェットリゾート
サメット島には数千円台~1万円程度のリーズナブルなゲストハウスが多数あり、サイケオビーチ周辺を中心に賑やかな選択肢が豊富。バックパッカーや予算重視の旅行者には最適です。またアオ・ヒンコックなど静かなビーチでも、カジュアルなシュノーケル宿泊施設が人気を集めています 。
中級~高級志向:アオ・ウォンドゥアン & アオ・プラオのリゾート
西海岸・アオ・プラオは静寂でロマンチック、家族やカップル向けの中高価格帯リゾートの宝庫。
特に Ao Prao Resort はプライベートビーチ、広々としたコテージ、レストラン・プールなど設備が充実し、自然に囲まれた落ち着いた滞在が可能です 。
ラグジュアリー層:パラディーなど5つ星リゾート
より贅沢なステイを求めるなら、Paradee や Le Vimarn Cottages & Spa といった5つ星・4.5つ星級リゾートがおすすめ。静かなアオ・プラオを拠点に、スパや高級レストランを備えた一流施設が揃っています 。
季節による宿泊傾向と穴場時期
ベストシーズン(乾季:11~4月) は天候安定&海の透明度◎ — 同時に観光客と宿泊費もピークに。
雨季(5~10月) は降雨が午後に集中しながらも、雄大な緑と静かなビーチを楽しめる穴場。宿泊料金は最大50%オフになることも多く、コスパ志向にはおすすめです 。
おすすめの過ごし方提案
賑やか派: サイケオ周辺のゲストハウスで手軽にナイトライフ満喫。
自然重視派・家族旅行: アオ・ウォンドゥアンの快適リゾート滞在。
静寂・ラグジュアリー派: アオ・プラオ/プライベート感あるヴィラでゆったりと。
お得に贅沢旅: 雨季に5つ星へ格安・穴場価格で宿泊するのも◎。
バンコク近郊の気軽なリゾートとして、サメット島は自然とリゾートのバランスが取れた贅沢な癒しの場所です。週末の小旅行や日帰りで訪れて、タイの美しい海とビーチを満喫してみてはいかがでしょうか。